未来のブラシ

遠い(意外と近い?)未来のブラシのスタンダードを形にしました。

現時点で考えられるベストな選択(形状・素材・製法)が出来たと思います。

業界初のこの取り組みが、果たして世の中に受け入れられるのか?持続可能なのか?

まだ、先が読めません。

そういう意味でも「未来のブラシ」。


まずは数量限定でスタートします。

皆さんの声を聞きながら、さらに進化させることができればと。


↓↓ 以下プレスリリース ↓↓


靴クリームと靴用品メーカーの株式会社コロンブス(本社:東京都台東区、社長:服部暁人)は、99.9%植物由来の毛材を使用した皮革製品のケア用ブラシ『ボタニカルブラシ』を7月21日に発売します。

靴やバッグなどの皮革製品のケアに欠かせないブラシ。その多くは、豚毛や馬毛などの獣毛、または石油由来の化繊毛が使われています。

『ボタニカルブラシ』は、「ひまし油」を原料としたバイオマスプラスチックを毛材に用いた99.9%植物由来の化繊ブラシです。

ひまし油は、トウゴマという植物の種子から抽出される植物油の一種で、古くから医薬品や化粧品などの用途で利用されてきました。

枯渇が心配される化石資源とは異なり、再生可能な資源穀物を原料とすることで、「安定した品質」の毛材供給を未来まで持続させることが出来ます。

また、バイオマスのもつカーボンニュートラル性から、本製品が役目を終え、焼却処分された場合でも、大気中の二酸化炭素濃度の上昇を抑制できるというメリットがあります。地球温暖化防止にも繋がるサステナブルな素材と言えます。

『ボタニカルブラシ』の毛材は日本バイオマスプラスチック協会(JBPA)認定素材です。(登録番号:343)

高い機能性と使い心地を実現する為、化粧用の筆として知られる「熊野筆」の製法を採用し、広島県安芸郡熊野町でひとつひとつ丁寧に手作りしています。

本製品は、皮革製品の日々のホコリ落しや仕上げに最適なバランスで設計をしています。

「太くて短い毛」、「極細で長い毛」の2種類の毛材をバランスよく植え付けることで、ブラッシング時には太い毛が極細の毛を支える動きをし、柔らかい感触と適度なコシが両立します。化繊ブラシながら、獣毛ブラシ特有の使用感に近づけることができました。

持ち手には木目が美しい広島県産ヒノキを使用。厚みのある持ち手は性別関係なく、持ちやすくブラッシングしやすい形状です。

『ボタニカルブラシ』は機能性とサステナビリティの両立を目指した未来のブラシです。


『ボタニカルブラシ』

●価格:7,700円(税込)

●販路:オンラインショップ、全国のデパート、小売店

●用途:皮革製品のホコリ落とし・仕上げ

●材質:毛:バイオPA 持ち手:ヒノキ